プロンプト作成を助ける「Markdown Editor」を作りました
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生成AIへの指示を書くための、インストール不要のMarkdown Editorを作って公開しましたという話。
文章を作ったり、情報を整理したりする機会って、けっこう多いですよね。今回は、そこを少し楽にするために作った道具の紹介です。名前はそのまま「Markdown Editor(マークダウン エディタ)」。無料で、どなたでも、どんな目的にでも使っていただけます。
そもそもMarkdownって?
世の中にはすでに多くのMarkdown Editorが存在しています。
「Markdown(マークダウン)」という言葉、聞き慣れない方も多いかもしれません。もともとはエンジニアなどの情報技術の専門家がよく使う文章の書き方なのですが、最近では生成AIへの指示(プロンプト)を書くのに向いた書き方として、広く知られるようになってきました。
見出しは「#」、箇条書きは「-」といった具合に、記号だけで文章の構造を表せる。だから、人が読んでもAIが読んでも、どこが見出しでどこが本文なのかがはっきりわかる。それがプロンプトと相性が良い理由です。
(Markdownの詳しい書き方については、【マークダウン記法とは?】マークダウンの書き方を網羅的に解説(公開:株式会社ヌーラボ様) もご参照ください)
一般的なMarkdown Editorは「文章を構造的に書くこと」が主な目的です。でも今回作ったものは、単なる文章作成にとどまらず、生成AIへの指示出しを助ける機能を持たせているのが特徴です。
基本の機能
ブラウザ(インターネットを閲覧するソフト)の上で軽快に動きます。
- インストール不要ですぐ使える:専用のアプリをコンピュータに導入することなく、ブラウザを開くだけで使えます。入力したデータはブラウザの内部に自動的に保存され、外部のコンピュータに送信されることはありません
- プレビュー機能:画面の片方で文章を入力しながら、もう片方で「実際にどう表示されるか」を同時に確認できます。Markdownの書き方にまだ慣れていない方でも、見出しや箇条書きが適切にできているかを見ながら進められます
- 複数ファイルの管理と出力:新しいファイルを次々と作成して、メニューから切り替えられます。完成した文章は、さまざまな形式でコピー&ペーストできるほか、ファイルとして保存することもできます
目玉は、AIへの指示づくり
このツール最大の特徴は、画面上部の「💡 AIへの指示を作る」ボタンから使える機能です。
- メタプロンプト:AI自身に「最適な指示文」を作らせるための雛形です。目的の部分を自分の用途に合わせて書き換えて、ChatGPTなどの生成AIに入力するだけで、AIが自ら質の高い指示文を考えてくれます
- 汎用テンプレート:日常の業務でよく使う「要約」「文章の修正」「翻訳」「プログラムのコード解説」「アイデア出し」などの雛形を、ワンクリックで挿入できます
「AIにどう指示を出せばいいか迷ってしまう」という方に、特に使ってみてほしい機能です。
使う前にひとつだけ
入力したデータは、前述の通りブラウザの内部にだけ保存されます。ただし、ブラウザの閲覧履歴などを消去すると、保存されていたデータが失われる可能性があります。大事なものは、ファイルとして保存しておいてください。
なお、本ツールを利用して生じた損害については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
クロスロードでは、こうした道具の開発だけでなく、AIの活用方法の相談や、AIを使いこなせる人の育成、業務に合わせた専用ツールの開発なども行っています。「AIを導入したいけれど、何から始めればいいかわからない」という方は、お気軽にどうぞ。
自分が欲しいと思って作ったものなので、同じところで困っている方に届けばいいなと思っています。