友人が亡くなりました。残りの人生は、彼の分まで自分の衝動に従って生きようと思ったという話。
先日、友人が亡くなりました。病気でした。享年48歳。
彼とは一緒に何かをやったわけでもなく、実際に会ったり話したりした回数も、他の彼と接点のある方に比べればかなり少なかった。それなのに、組織観、仕事観、人間観といったものの見方、考え方には一致するところが多い。そんな関係性でした。
彼と共通の友人と話す機会があり、彼と私の関係性を知ってもらうために、過去のメッセージのやりとりを一緒に読み返していました。その中に以下のメッセージがあって、そういえば彼もそう感じていたのだったな、ということを思い出しました。
彼と生前最後に会ったのは、亡くなる10日ほど前の2025年10月3日。別れ際に、一冊の本を紹介してくれました。
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480684820/
彼がおすすめしてくれたのなら、これは読むしかない。その場が書籍売り場だったこともあって、すぐに購入しました。読んでみると、なるほど彼が面白いと言った理由がわかる。表面的でちゃらちゃらしたことが嫌いな、彼らしい選択でした。
思えば、会うたびにそんな話をしていた。お互いにそういう話をしたいと思っていたわけでもないのに、いつも「本質はどこにあるのか?」ということを語っていたと思います。
最後に会った日も、今自分がやりたいと思っていることについて意見を聞きたくて、3年ぶりに会おうとコンタクトしたのがきっかけでした。もしかすると、自分の衝動に従えよという、無意識のメッセージだったのかもしれません。
もっと話したいことがあった。とても信頼していた。とても尊敬していた。
最後に会った日、彼は「わかさん、僕、年内持つか持たないかなんですよ」ということを、まるで「もうすぐ会社辞めようと思ってるんです」ぐらいのトーンで話していました。それが、たった10日でやってくるとは。
残りの人生、彼の分まで衝動に従って生きていこうと思います。