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AIの本のはずが、読んでいるうちに「考えるとはどういうことか」の本になっている。一粒で二度美味しい一冊だという話。


7月17日(金)発売の新刊『AIと一緒に深める思考力』を、著者の森さんからご恵贈いただきました。

森巧尚さんといえば「Python 1年生」などプログラミングの本が大ヒットしていますが、今回はプログラミングの本ではなくAIの本。しかも技術寄りの内容ではなく、広くAIを使う方に向けた一冊です。

章立て

第1章 AIは「一緒に考える相棒」
    ~まずはAIの正体を知る~

第2章 AIの使い方は大きく2つ
    ~知識と創造、目的で使い分ける~

第3章 3回の質問でAIと一緒に考える
    ~「平均」を「納得解」に変える~

第4章 知識の相談:本当に知りたいことは?
    ~「普通の情報」を「自分だけの答え」にする~

第5章 知識の相談:解決策を探る
    ~「悩み」を「構造」に変えて攻略する~

第6章 創造の相談:アイデアを広げる
    ~AIとの対話で、自分だけでは思いつかない視点を引き出す~

第7章 創造の相談:「そうじゃなくて」が自分らしさを作る
    ~AIという鏡を使って、自分を知る~

第8章 AIと一緒に「考える未来」へ
    ~答えをもらう道具から、問いを育てる相棒へ~

付録:AIへの問いかけ早見表

「あれ?これAIの本だったよね?」

私も早速拝読しました。

1〜2章はAIが中心の内容ですが、3章以降は思考と行動の変化が中心で、そこにAIをどう使っていくかという展開になっています。途中「あれ?これAIの本だったよね?」と思うほどです。

つまりこの本は、AIに関係なく「考えるとはどういうことか」という意味で役に立ちますし、そこにAIを使うことで「考える」の質を上げたり加速させたりできる。一粒で二度美味しい(古いな)本でした。

ややネタバレになりますが、「AIの回答を素材として考える」という姿勢には私も同意で、こう考えるだけでもAIとの付き合い方が変わると思います。

具体的な例もたくさん載っていますので、AIをもっと活用したいという方には、おすすめできる一冊なのではないかなと思っています。